クリアファイルの基本的な作り方|外注先の業者選びのポイントも解説

企業の販促活動やノベルティとして、定番アイテムといえる「クリアファイル」。実用性が高く、老若男女問わず喜ばれるため、展示会やイベント、営業活動など、幅広いシーンで活用されています。
しかし、いざ自社オリジナルのクリアファイルを作ろうとすると、「どのような手順で進めれば良いのか分からない」「デザインや印刷方式はどう決めれば良い?」「信頼できる依頼先はどうやって選べばいいの?」といった疑問を持つご担当者様も少なくありません。
クリアファイルは定番だからこそ、その「作り方」ひとつで受け取る側の印象が大きく変わり、販促効果にも差が生まれます。
本記事では、クリアファイル印刷専門のECサイトを運営する視点から、効果的なオリジナルクリアファイルの作り方の基本手順と、失敗しない業者選びのポイントを分かりやすく解説します。
オリジナルクリアファイルを製作するメリット
なぜ、多くの企業が既製品ではなく、オリジナルのクリアファイルを製作するのでしょうか。まずはそのメリットを改めて整理しましょう。
ブランドイメージの向上が期待できる
オリジナルクリアファイルの最大のメリットは、企業のロゴや商品写真、メッセージなどを自由にデザインできる点です。
単なる書類整理の道具ではなく、自社の世界観やブランドメッセージを伝える「動く広告塔」としての役割を果たします。
質の高いデザインや素材にこだわることで、企業の信頼感やブランドイメージの向上に直結します。
実用性が高く受け取ってもらいやすい
ノベルティの中には、受け取っても使われずに捨てられてしまうものもあります。
しかし、書類を整理・保管するためのクリアファイルは、ビジネスパーソンから学生まで、誰にとっても実用的なアイテムです。
「あって困らないもの」であるため受取率が高く、オフィスや自宅で長く使ってもらえる可能性が高いため、長期的な広告効果が期待できます。
コストパフォーマンスが高い
クリアファイルは、他のノベルティグッズ(例えばボールペンやタンブラーなど)と比較して、比較的安価に製作できる傾向があります。
特にまとまった数量を発注する場合、1枚あたりの単価を大幅に抑えることが可能です。
低コストでありながら、高い実用性と広告効果を兼ね備えているため、非常にコストパフォーマンスに優れた販促ツールといえます。
クリアファイルの基本的な作り方
個人で楽しむ範囲であれば、市販のクリアファイルにシールを貼ったり、ご家庭のプリンターで印刷可能な特殊シートを使ったりして自作することも可能です。しかし、企業がノベルティや販促グッズとして配布する場合は、数百枚〜数千枚単位での製作となることや、クオリティが企業の信頼性に直結することから、専門の印刷会社に依頼するのが一般的であり安心です。ここでは、印刷会社へ依頼する場合の基本的な製作ステップを解説します。
1.サイズと形状を決める
まずは、クリアファイルのサイズと形状を決定します。
最も一般的で需要が高いのは、A4書類がすっぽり収まる「A4サイズ」です。ビジネスシーンでの利用を想定するなら、まずはA4サイズを選ぶのが間違いありません。その他にも、小さめのバッグにも入るA5サイズや、チケットやマスク入れに便利なマスクケースサイズなど、用途に合わせて様々なサイズがあります。
また、一般的な書類を挟むだけの形状だけでなく、複数のポケットが付いたものや、バッグ型になったものなど、ユニークな形状も取り扱っているところもあります。配布シーンやターゲットに合わせて最適なものを選びましょう。
2.デザインを準備する
次に、印刷するデザインを準備します。クリアファイルの製作において最も重要な工程の一つです。
- 視認性と目的を意識する:企業ロゴや社名、商品名などは、パッと見て認識できるよう視認性を高く配置することが大切です。また、「新商品認知」「企業ブランディング」「イベント集客」など、製作の目的に合わせてメインとなるメッセージやビジュアルを決定します。
- 配布シーンに適したデザイン:例えば、堅いビジネス展示会で配布するなら、信頼感のある落ち着いたデザインが好まれます。一方、学生向けのイベントであれば、ポップで目を引くデザインが喜ばれるでしょう。ターゲットが普段使いしやすいかどうかも重要な視点です。
- 「素材」で差別化を図る(注目の紙製クリアファイル):デザインは、印刷する絵柄だけではありません。「どのような素材を選ぶか」もデザインの一部であり、企業のメッセージになります。
一般的なクリアファイルはPP(ポリプロピレン)というプラスチック素材ですが、近年、環境への配慮から**「紙製クリアファイル」**が注目を集めています。(参考:脱プラ・SDGsに貢献する「紙製ファイル」https://oogumalab.jp/products/file/a4-paper-file/)
紙製クリアファイルは、プラスチック削減(脱プラ)に貢献できるだけでなく、紙ならではの温かみのある手触りや、鉛筆やペンで直接書き込みができるという独自のメリットがあります。「環境に配慮している企業」という姿勢を強くアピールできるため、SDGsに取り組む企業のノベルティとして最適です。素材そのものが持つメッセージ性を活かすデザインも検討してみましょう。
3.印刷方式を決めて発注する
デザインが決まったら、印刷会社にデータを入稿し発注します。この際、予算や数量、デザインの内容に合わせて適切な「印刷方式」を選ぶ必要があります。主な印刷方式は以下の通りです。
- オフセット印刷:版を作って印刷する方式です。大量印刷に適しており、写真やグラデーションなどを美しく表現できます。枚数が多いほど単価が安くなります。大ロット(数200枚〜)の製作向きです。
- オンデマンド印刷:版を作らず、デジタルデータを直接出力する方式です。少部数でも低コストでスピーディーに印刷できるのが特徴です。小ロット(数十枚〜数百枚)の製作や、短納期を希望する場合に適しています。
- 箔押し印刷(ホットスタンプ):熱と圧力で、金や銀などの金属箔を素材に転写する加工方法です。キラキラとした高級感のある仕上がりになります。ロゴや社名だけをシンプルに入れたい場合などに人気で、既存の無地クリアファイルへの名入れによく用いられます。
クリアファイルの製作を外注する場合の業者選びのポイント
納得のいくオリジナルクリアファイルを製作するためには、依頼する業者選びも重要です。失敗しないためのチェックポイントをご紹介します。
アフターフォローが充実した業者を選ぶ
入稿データの作成に不慣れな場合、データの不備で思い通りの仕上がりにならないトラブルも起こりがちです。データチェックを丁寧に行ってくれるか、修正が必要な場合に適切なアドバイスをくれるかなど、サポート体制が整っている業者を選びましょう。初心者の方でも安心して任せられるパートナーを選ぶことが大切です。
柔軟な対応が可能な業者を選択する
「急なイベントが決まって短納期で仕上げたい」「小ロットから試してみたい」「特殊な形の型抜き加工をしたい」など、こちらの要望に対して柔軟に対応してくれるかどうかも重要です。Webサイトに記載がない場合でも、相談すれば対応してくれるケースもあります。まずは問い合わせてみて、担当者の対応が丁寧かどうかも含めて判断すると良いでしょう。
完成したクリアファイルの効果的な配布方法
せっかく製作したオリジナルクリアファイルも、ただ在庫として抱えているだけでは意味がありません。効果的に配布し、活用しましょう。
取引先への訪問時に持ち込む
営業担当者が取引先を訪問する際、提案資料や見積書などを自社のオリジナルクリアファイルに入れて渡します。資料がバラけずスマートに渡せるだけでなく、クリアファイルそのものが話のネタになったり、持ち帰った後も社内で使ってもらえたりすることで、持続的なPR効果が期待できます。
展示会やイベントで来場者に配布する
展示会やイベントでは、多くの企業がパンフレットなどを配布します。来場者はそれらをまとめて持ち帰るため、手提げ袋やクリアファイルは非常に重宝されます。自社のブースで資料を入れて渡すことで、持ち歩いてもらう間の「歩く広告塔」としての効果も発揮します。
DMに同封する
ダイレクトメール(DM)を送る際、挨拶状やチラシと一緒にクリアファイルを同封するのも効果的です。封筒を開けた時のインパクトがあり、実用的なノベルティが入っていることで開封率の向上や、捨てられずに手元に残してもらえる確率が高まります。
まとめ:オリジナルクリアファイルの選択
オリジナルクリアファイルは、低コストでありながら高い実用性と広告効果を兼ね備えた優秀な販促ツールです。
基本的な作り方の流れを理解し、自社の目的や予算に合った仕様(サイズ、素材、印刷方式)を選ぶことが成功の鍵となります。特に、SDGsの観点から注目されている「紙製クリアファイル」は、他社との差別化を図る上で有力な選択肢となるでしょう。
ぜひ本記事を参考に、貴社のブランドイメージを向上させ、ビジネスを加速させる効果的なクリアファイル製作に取り組んでみてください。
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